ABOUT

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はてしなく広がる美しく豊かな森、彼方アラスカ山脈の氷河より流れる太古の水

そして美しくも過酷な自然の中で生きる北の野生動物。

ある深い森の中で、体高が3mに届く巨大なヘラジカに出会えた事がありました。その時はその大きさが頭の中でなかなか把握できず、驚きから恐怖を感じましたが、誰もいない森の中で視線を合わせたその瞬間は、かけがえのない「野生」との時間でもありました。

ある南東アラスカでの夜、いつもは無数の星と、その光で浮かび上がる青白い山脈の世界が広がりますが、その日の夜空は厚い雲に覆われ、星も月も無く、目の前1m先からまったく何も見えないという、本当の「自然の闇夜」も経験しました。そして朝、山々が目覚める気配の中、その目の前には永遠と続く大きな雪山が黄金に光り輝く景色が広がっており、あまりの美しい風景に自然に涙がこぼれたのを覚えています。

アラスカは自分のスケールで想像していたものを次々に塗り替えられる場所であり、その体験を繰り返す度に本当のアラスカに少しづつ近づいていけるのだと思います。アラスカの自然は想像以上に大きく深く、地球規模の自然が広がる所です。まだまだ経験も少ない私には、アラスカの入口にも立てていませんが、野生動物はもちろんのこと、それを取り巻く風景の緊張感、空気感、そしてその時感じた自分の「思い」を描きこめる野生動物画家でありたいと思います。

 

 

野生動物画家 船田善弘   

 

 

 

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ABOUT」への1件のフィードバック

  1. 船田善弘様

    いつもセントラル画材でお世話になっております 榎戸正浩です。

    先日、お話ししました
    北海道の若手アーティスト「原田瑠美」さんと話しました。

    現時点では「可能性」として
    本人の意向を聞きました。

    リキテックスさんとセントラル画材さんの連携により
    名古屋セントラル画材で『個展&ライブペインティング&簡単なリキテックス利用教室』を開催できるとなれば、とてもうれしい。
    とのことでした。

    前向きに立案→ご検討頂ければ幸いです。

    私は、4/1〜4/2に札幌オフィス出張です。
    併せて、個展を見てこようと考えています。

    よかったら一緒に行きませんか?札幌

    いいね

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